依存を徹底的に排除する

あなたに、ぜひ知っておいていただきたいのですが、憧れの人や尊敬できる人が、あなたを次のステージに引き上げてくれるわけではありありません

もちろん、環境の力は大いに活用するべきなのですが、最終的には自分でステージを引き上げるのです。憧れの人や尊敬できる人は、メンターと言い換えることもできますが、メンターはあなたを土俵に上げてくれるまでであって、そこから先は自分の努力や実力で引き上がるしかありません。

先日、「〇〇ちゃん(自分)、来週空いてる?」という言葉に即答で「暇です!」と答えた数年前の出来事をお話しましたが、その結果ぼくは先生とお仕事をご一緒することができました。先生と一緒に仕事ができるという、とんでもなく貴重な体験から、ぼくは先生の仕事に対する思考や、仕事の進め方などをこの目で実際に見て知ることができたのです。そして、それを元に今度は自分でチャレンジすることで、ビジネスで小さな成功を手にすることができました。

環境の力をフル活用して、教材やセミナーでは教わることができないような実務的な仕事の進め方を実際に知ることができ、それをさらに活かして自分のビジネスに応用したのです。メンターはあなたを土俵に上げてくれるまでであって、そこから先は自分の努力や実力で引き上がるしかありません、と書いたのはそういった意味です。

つまり、何もかもメンターが全部やってくれるという依存は徹底的に排除する必要があって、土俵を用意してくれたあとにパフォーマンスを発揮できるかどうかは、自分の実力次第なのです。だからこそ、いつでもチャンスを掴めるように、今から実力をつけていかなければなりません。

そして、依存を排除し、たとえ何があったとしても、全て自分の責任だと思える人が本当の意味で成功を手にすることができるのです。「全て自分の責任」とはどういうことなのか、もう少し詳しくお話しますね。ぼくは以前、オムライス屋さんでアルバイトをしていたことがありました。そのときのエピソードです。

ある日、新人さんが洗ったお皿を大量に運ぼうとしていたんですね。このとき、ぼくはなんだか嫌な予感がしていました。新人さんは足元をフラつかせながら、今にもお皿を割りそうな状況だったからです。

しかも、床には段差がいっぱいあったので、おそらくぼく以外の人たちも嫌な予感はしていたと思います。そして見事に予感は的中し、バリーンッという壮大な音とともに、新人さんはお皿を割ってしまいました。

それでどうなったかというと、なんとなくあなたも想像がつくと思いますが、周囲にいた人たちは「バカヤロ~!」「何やってんだ!」「このクソ忙しいときに、ふざけんな!」「ちゃんとしろ!」と、新人さんを叱ったのです。どう考えてもお皿を割った新人さんが悪いのですが、ぼくはそういうときこそ、どうやったら自分のせいにできるのか、考えることが大事だと思うんですね。この考え方が、全て自分の責任ということです。

例えば「段差があるから気をつけろよ」「2回に分けてやれよ」など、ぼくから新人さんに声を掛けることはできたはずなんですよね。なぜ、このような考え方をするのかというと、自分以外の誰かのせいにした瞬間、全く成長がなくなるからです。明らかに相手に非があるときでさえも、あのとき自分がこうしていればという視点を持つことで、そこから改善が生まれますし成長や進化進化を続けることができます。

もし、この視点が欠けている場合、うまくいかないことがあると、人や環境などのせいにしてしまいますし、そのような在り方は「メンターに頼っていれば、引き上げてもらうことができる」という甘えや依存にもつながっていくのです。メンターに頼ってはいけないのではなく、先ほどもあなたにお伝えしたとおり、最終的には自分の力で引き上がらなければなりません。メンターに成功させてもらったり、成功を用意してもらうわけではなく、全て自己責任の下、実力で成功を掴み取るということをぜひ覚えておいてくださいね。

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